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日本ムスリム協会が発行しているハディース集「日訳 サヒーフムスリム」はこちらからご覧いただけます。

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第8の伝承

ウマルの息子1―アッラーよ彼ら両名を嘉したまえ―の権威によれば、アッラーの使者―アッラーよ彼に祝福と平安を与えたまえ―はこう語られた。

私は人々が、アッラー以外に神はなく、ムハンマドがアッラーの御使いであると証言し、礼拝を行ない、喜捨を払うようになるまで彼らと戦う2よう〔アッラーの〕命令を受けた。これらを行ないさえすれば人々は生命3、財産を保証されるのである。ただしイスラームの理念に照らして〔罰を受けるに相応しい行ないをした場合は〕別だが。とまれ彼らは、至高のアッラーにより評価を受けるのである。

この伝承は、アルブハーリーとムスリムの2人が伝えている。


註:

1 第2の伝承註(1)参照

2 イスラームは、確信による改宗を主張している。『聖クルアーン』はいっている。「宗教に強制があってはならない。」また次のような個所もある。「英知と正しい誘いを持ってあなたの主の道に誘え。人々に対し最も妥当な説得を行うことだ。」

聖戦はムスリムの土地に攻撃を仕掛ける敵、穏健な手段によりなされるイスラームの宣教活動を妨害する者、背信者といった特殊の範疇に入る人々に対してのみ行われる。具体的な歴史的事実に照らしても、俗にいう「コーランか剣か」といったイスラーム理解が誤っていることは既に学会でも通説となっている。古来被占領地の異教徒も人頭税を払いさえすれば、生命、財産と信教の自由を保障されていたのである。

3 原語は「血」。ここでは意訳した。


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